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トップ > 完成品一覧 > 飛行機 > 旧日本陸軍 二式複戦 屠龍 キ-45改 丙型 [ニチモ製 1/48]

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陸軍初、双発戦闘機として完成されたキ-45ですが、キ-45改 甲・乙・丙と経て本土防空戦においてB-29キラーの名を馳せる程の傑作機となりました。
海軍にも月光という似たようなコンセプトの機体がありますが、南洋の戦線を含めて本土防空戦に至るまで、これ程の改修を行われた機体も珍しいのではないでしょうか。

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製作において
キットはニチモを使用。元々は古いキットなので製作は主にコクピット内部や武装などのディテールアップを心掛けました。
改造点は以下の通りです。詳細写真に製作工程の一部をアップしました。

○エンジン・シリンダー連結支柱の追加
○コクピット内部のディテール追加(古いキットで簡素だった為)
○後部九八式旋回銃自作
○上部上向き20mm機関砲の銃身を自作パーツに交換
○下部20mm機関砲の銃身新造
○前後車輪ブレーキホース追加
○格納内部一部ディテールアップ
○ピトー管を真鍮パイプにて新造
○機首及び尾灯をクリアパーツに交換
○アンテナ線追加

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塗装において
エナメル系をエアブラシにて、ベースのクロムシルバーをサフェーサー替わりに吹き、退色感を出す為にハルレッドを、各部塗装の後に2000番ペーパーを掛けハイライトを吹き完成です。
日の丸、部隊マーク等、デカールは一切使用せず全て塗装です。
塗装パターンは、陸軍独特の斑模様にしようと思いましたが、キット45改丙の仕様から本土防空戦の頃の方が合いそうなので、愛知県清洲基地所属時の5戦隊の塗装パターンを参考としました。

参考資料
光人社『屠龍/九九軍偵・襲撃機』、劇画『帝都邀撃隊』滝沢聖峰:作 等

DATE: 06/04/24 18:20 | ▲PAGE TOP

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